2009-10-02 2009年8月 米国・個人消費支出 +1.3% 貯蓄率 3.0% 個人消費・貯蓄率・消費者信用 #その他金融と投資 2009年8月の米国の個人消費支出は、1.3%の増加、貯蓄率は、3.0%に低下しました。 8月米個人消費は予想上回る+1.3%、約8年ぶりの大幅増 上の最初のグラフは、米国の貯蓄率の推移です。貯蓄率は、三ヶ月の平均を取っています。 拡大図は、以下のリンク(CR氏のブログ)を開いて、グラフをクリックしてください。 August PCE and Saving Rate 現在は、貯蓄率が低下していますが、今後、米国の家計は、傷ついたバランスシートを修復するために、6%程度まで貯蓄率を上げて借金返済に回すと予想しています。 上の二番目のグラフは、米国の個人消費の推移です。 8月の個人消費から推測すると、Q3の個人消費は年率換算で2%程度の上昇となる見込みです。 Q3は、政府の自動車購入支援策の影響で、個人消費は高めの数値が出ますが、政策効果が切れるQ4以降、2010年のQ2にかけて、再び個人消費は低水準で推移すると考えられます。