2009年8月 米国・個人消費支出 +1.3% 貯蓄率 3.0%

イメージ 1

イメージ 2

2009年8月の米国の個人消費支出は、1.3%の増加、貯蓄率は、3.0%に低下しました。


上の最初のグラフは、米国の貯蓄率の推移です。貯蓄率は、三ヶ月の平均を取っています。

拡大図は、以下のリンク(CR氏のブログ)を開いて、グラフをクリックしてください。
August PCE and Saving Rate

現在は、貯蓄率が低下していますが、今後、米国の家計は、傷ついたバランスシートを修復するために、6%程度まで貯蓄率を上げて借金返済に回すと予想しています。

上の二番目のグラフは、米国の個人消費の推移です。
8月の個人消費から推測すると、Q3の個人消費は年率換算で2%程度の上昇となる見込みです。

Q3は、政府の自動車購入支援策の影響で、個人消費は高めの数値が出ますが、政策効果が切れるQ4以降、2010年のQ2にかけて、再び個人消費は低水準で推移すると考えられます。