アジア開発銀行 気候変動による南アジア諸国の食糧危機の危険性を警告

アジア開発銀行が、気候変動による南アジア諸国の食糧危機の危険性を警告しました。


・気候変動によって南アジアのトウモロコシ、小麦、米の収穫量が減少して、この地域の16億人の食糧の安全が脅かされる可能性がある。

・高温と水不足で、トウモロコシは17%、小麦は12%、米は10%の収穫量減少が考えられる。

・特に、インド、ネパール、バングラディッシュは、気候変動に対して脆弱である。

・インドを含む南アジア諸国の食糧生産の低下は、世界の食糧供給を低下させ、価格高騰を招く結果、世界の各地で混乱を引き起こす可能性がある。