2009年7月の米国の
個人消費支出は、0.2%の増加、貯蓄率は、4.2%に低下しました。
上の最初のグラフは、米国の貯蓄率の推移です。貯蓄率は、三ヶ月の平均を取っています。
米国の家計は、銀行と同様に、バランスシートが深く傷ついています。
従って、借金返済のために、今後、6%程度まで貯蓄率が上昇して、その分、
個人消費が伸び悩むと思われます。
上の二番目のグラフは、米国の
個人消費の推移です。
7月の
個人消費から推測すると、Q3の
個人消費は年率換算で1.3%程度の上昇となる見込みです。
Q3は、政府の自動車購入支援策の影響で、
個人消費は高めの数値が出ますが、Q4以降、2010年にかけて、再び
個人消費は低迷すると考えられます。