中国　「家電下郷」の価格上限撤廃へ

中国の家電購入への補助金制度に関して、現在、設定されている製品価格の上限が、将来的に撤廃される見通しであることが判明しました。

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財政部経済建設司の曽暁安・副司長はこのほど、農村部での家電購入に補助金を支給する「家電下郷」制度について、現在定めている対象製品価格の上限を、将来的に撤廃することを明らかにした。撤廃が実現すれば、これまで対象外とされてきた高級家電にも補助金が支給される形となり、農村市場での家電販売台数の増加にも寄与しそうだ。【上海・菅原湖】

先ごろ開催された、家電下郷関連のフォーラム上で明らかにした。曽副司長は、同部は家電下郷制度の改善を進めているとした上で、その一環として現在定められている価格の上限を撤廃、代わりに補助金の上限を定める方針であるとした。ただし具体的な撤廃の時期など、詳細については触れていない。（ＮＮＡ．ＡＳＩＡ）
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もし、この対策が実施されれば、日本からの液晶パネルや半導体などの電子部品の輸出拡大も、期待されます。