米国の運輸省の発表では、3月の米国の自動車の走行マイル数が前年同月比で、マイナス1.2%となりました。
上の最初のグラフは、走行マイル数の年度換算(12ヶ月平均)の変化を、1972年からの推移として表したものです。
今回の景気後退に入って、自動車の走行マイル数が記録的に落ち込んでいることが分かります。
今回の景気後退に入って、自動車の走行マイル数が記録的に落ち込んでいることが分かります。
二番目のグラフは、走行マイル数を集計した月と前年の同じ月を比較したものです。
これを、見ると、前年同月との比較では、ほぼ、元の水準に戻している事が分かります。
これを、見ると、前年同月との比較では、ほぼ、元の水準に戻している事が分かります。
以上のことから、米国の自動車の利用に関しては、急激な落ち込みは解消されて、ほぼ、安定化していると言えます。
さらに、米国でのガソリンに対する需要も今後は堅調に推移すると予測され、この走行マイル数の安定化は、現在の原油価格の上昇を裏付ける理由の一つと言えると思います。
さらに、米国でのガソリンに対する需要も今後は堅調に推移すると予測され、この走行マイル数の安定化は、現在の原油価格の上昇を裏付ける理由の一つと言えると思います。