上のグラフは、その予測結果で、赤い縦線が現在の生産量です。将来は、右肩下がりになっており、既に世界の原油生産量は、ピークアウトしているという予測になっています。
・世界の原油生産量は、2008年7月の日量7482万バレルでピークアウトしている。
・2010年末までは、減少量は緩やかだが、2011年からは、非OPECの急激な減退を、OPEC諸国の増産で補う事が出来なくなり、大幅な減少となる。
・2011年以降の減退率は、3.4%に上昇する。
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英語で長文、しかも、専門的な内容のレポートですが、各国の状況について、詳細で丁寧に説明されていて、一読の価値はあります。
Ace氏は、米国やIEAに対して、この事実(原油のピークアウト)を正式に認めて、一刻も早い対応を行う事を求めています。