2009/5/18のイールドカーブ

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イールドカーブの形状】
1年と5年のところで、傾きが変わって、少し折れたような形になっていますが、全体的には、直線化の形状を維持しています。
この形状は、金融市場の安定化を示しており、一時的に、株価が下げても大きく崩れる可能性は少ないと思います。

三年程度の期間で考えると、商品・株式は強気、債券は弱気のトレンドに入ったと言えます。

また、前月よりもさらに長短金利差が拡大しているので、このイールドカーブを利用して、金融機関は利益を上げ易くなっています。

金利の水準】
一ヶ月前と比べて、長期側の金利は、上昇しています。
10年債から30年債は、約1%の上昇になっています。
原因は、国債の大量発行による、需給の悪化懸念です。

短期債の金利は、前月より、僅かながら上昇しています。
3ヶ月債の金利は、0.04%上昇して、0.18%になっています。
景気の先行きに対して、自信を持てない表れだと思います。

【景気の底と株価反騰時期の予測】
前回と変わらず以下のとおりです。
・2008/3/18にイールドカーブのスティープ化(ノーズダイブ)を観測
・2009年1Q-2Q(3月から5月)が景気の底(5四半期後)
・2009年2Q-3Q(6月から8月)に株価反騰(6四半期後)

【投資の履歴】
・2009/3/18に株式購入