2008/09年度の世界の砂糖不足量を470万トンに引き上げ

コンサルタント会社のキングスマンは、2008/09年度の世界の砂糖の不足量の見積もりを、前回の380万トンから、470万トンに引き上げました。

http://www.flex-news-food.com/console/PageViewer.aspx?page=19516&str=sugar

主な理由は、キューバルイジアナ州テキサス州のハリケーン被害による減産です。

また、世界的な金融危機によって、ブラジルの精製所の資金調達が困難になっており、砂糖精製量の拡大が難しくなっています。

今後、インドが生産高を下方修正すれば、不足量は、600万トンから700万トンに拡大する可能性があります。

世界的な金融危機にも関わらず、世界の砂糖消費量は、2.5%の増加になる見込みです。

キングスマンは、2008年の燃料エタノールの需給予想を、1億7,500万リットルの供給超過から8,100万リットルの供給不足に変更しました。