今回からは、さらに、時代を遡って、1920年代後半から1950年代のイールドカーブの推移を探ってみます。
橙色・・・米国債3ヶ月債の利回り
緑色・・・米国債長期債(20年~30年債)の利回り
これは、QVMという投資アドバイス会社のRichard Shawという人が、調べたデータです。
注意)データの出典が確認出来ていないので、参考情報として捉えてください。
ところが、1928年~1958年の間に、米国は、1929年からの恐慌を含めて、6回の景気後退に陥っています。
従って、この期間は、イールドカーブが米国の景気後退の先行指標として機能していなかったことになります。
次回からは、この事実の正否を、公開データを使って、確認していくことにします。