米農務省が発表した世界の大豆需給報告(2015年2月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率が、30.9%となりました。
前月より0.8ポイントの低下です。
前月より0.8ポイントの低下です。
上の最初のグラフは、1975年からの世界の大豆需給における期末在庫率の推移です。
上の二番目のグラフは、期末在庫率から求めた1975年からの世界の大豆の需給逼迫率の推移です。
注)
需給逼迫率 = ( 期末在庫率 - 期末在庫率の全期間平均値 )× (-1)
【2014/15年度】
供給量:315.06(+11.0%)
消費量:288.53(+5.7%)
需給バランス:△26.53
在庫量:89.26(+34.7%)
在庫率:30.9%(+6.7ポイント)
供給量:315.06(+11.0%)
消費量:288.53(+5.7%)
需給バランス:△26.53
在庫量:89.26(+34.7%)
在庫率:30.9%(+6.7ポイント)
単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比
【需給】
生産量は、米国、ブラジルで収穫面積の増加と単収の上昇により共に史上最高となること、大豆がとうも
ろこしに比べ価格優位にあること等から、世界全体では史上最高の前年度を更に上回る見込み。また、消
費量も中国、アルゼンチン、米国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
なお、アルゼンチンは生育に適した天候に恵まれたことから、前月より上方修正。一方、ブラジルは東部
地域の降雨不足により単収低下が見込まれ、前月より下方修正。
生産量は、米国、ブラジルで収穫面積の増加と単収の上昇により共に史上最高となること、大豆がとうも
ろこしに比べ価格優位にあること等から、世界全体では史上最高の前年度を更に上回る見込み。また、消
費量も中国、アルゼンチン、米国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
なお、アルゼンチンは生育に適した天候に恵まれたことから、前月より上方修正。一方、ブラジルは東部
地域の降雨不足により単収低下が見込まれ、前月より下方修正。
【価格】
2015年1月以降、南米の豊作見込み等からやや値を下げ、現在は9ドル/bu台後半で推移。
2015年1月以降、南米の豊作見込み等からやや値を下げ、現在は9ドル/bu台後半で推移。
【データ源泉】
米国農務省穀物等需給報告
AgManager・・・1975年~2000年
Production, Supply and Distribution Online=>Oilseeds=>World: Soybeans and Products Supply and Distribution =>DownLoad Files (2010年~直近)
米国農務省穀物等需給報告
AgManager・・・1975年~2000年
Production, Supply and Distribution Online=>Oilseeds=>World: Soybeans and Products Supply and Distribution =>DownLoad Files (2010年~直近)