2014/2Q 主要銀行貸出動向 住宅ローン需要D.I. -17 ▼

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日本銀行が発表した、2014年2Qの主要銀行貸出動向アンケート調査(2014年7月分)によると、住宅ローンの資金需要D.I.は、前期比31ポイント減少して、-17ポイントとなりました。

住宅ローンの資金需要D.I.の4四半期移動平均は、前期比7.75ポイント減の、5.00ポイントとなりました。


資金需要の減少要因の平均は以下のとおりです。

住宅投資の減少 2.53
個人消費の減少 1.29
個人所得の増加 1.06
貸出金利の上昇 1.06
その他 1.41

注)数値は、重要 <3> やや重要 <2> 重要でない <1>の平均値。
括弧内は、前期比。

上のグラフは、2001年4Qからの住宅ローンの資金需要D.I.の推移です。
トレンドを分かりやすくするために、4四半期移動平均をプロットしています。

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消費税増税によって、急速に住宅投資が減少し、その結果、住宅ローンの資金需要も急低下していることが、推定されます。
来月に発表される、新規住宅資金貸付額も大幅に減少していることが、予想されます。