米・労働省から2014年5月の雇用統計が発表され、非農業部門の雇用者数は、前月比21.7万人増、失業率は前月と変わらず、6.3%となりました。
上の最初のグラフは、1960年からの失業率の推移です。
上の二番目のグラフは、米国の過去の景気後退で、非農業部門の雇用者数が減少を始めた月を起点にして、何ヶ月目に何%の雇用が失われているかを表したグラフです。
今回の景気後退では、雇用者数の減少開始から、2014年5月時点で、77ヶ月目に入っており、今月、初めて、景気後退前の雇用者数に到達しました。
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米国の雇用環境は順調に回復しています。