2012/12 米・設備稼働率 78.8% △

ＦＲＢが発表した米国の２０１２年１２月の鉱工業生産指数は、前月比０．３％上昇しました。

また、鉱工業設備稼働率は、前月改定値から０．１％上昇して、７８．８％となりました。

12月米鉱工業生産指数は0.3％上昇、暖冬で公益事業は低下

上の図は、１９６７年からの米国の設備稼働率の推移です。
青線が全体の設備稼働率で、赤線が製造業の設備稼働率です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Fed: Industrial Production increased 0.3% in December

設備稼働率は、依然として、長期平均※を下回っており、低成長で経済システムの中に緩みが残っていることが分かります。

※１９７２年から２０１０年の長期平均：８０．０％

通常、ＦＲＢは、設備稼働率が長期平均に達すると、インフレ警戒を強めます。