2012/8 米・設備稼働率 78.2% ▼

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FRBが発表した米国の2012年8月の鉱工業生産指数は、前月比1.2%低下しました。

また、鉱工業設備稼働率は、78.2%となり、昨年11月以来の低水準に落ち込みました。


上の図は、1967年からの米国の設備稼働率の推移です。
青線が全体の設備稼働率で、赤線が製造業の設備稼働率です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Industrial Production declined 1.2% in August, Capacity Utilization decreased

設備稼働率は、長期平均※を2%程度下回っており、低成長で経済システムの中に緩みが残っていることが分かります。

※1972年から2010年の長期平均:80.0%

通常、FRBは、設備稼働率が長期平均に達すると、インフレ警戒を強めます。

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比較的に堅調だった製造業の生産に関する指標が、弱くなってきました。