2012/8 世界のコメ需給 在庫率 21.8% ↓

米農務省が発表した世界のコメ需給報告(2012年8月)によると、期末在庫率は、前月から0.2%減って、21.8%となりました。


供給量:463.22(-0.4%)
消費量:466.40(+1.2%)
需給バランス:▲3.18
期末在庫量:101.82(-3.0%)
期末在庫率:21.8%(-1.1ポイント)

単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比

【前月からの変更点】
生産量は、インドで下方修正。

【需給】
生産量は、東南アジア諸国での増産等により、アジアで史上最高となることから世界全体で史上最高となるも、インド、中国等の消費量の増加から、世界の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は低下する見込み。

【価格】
2012年4月以降、タイで担保融資制度による買上げで輸出供給量が引き締まり、600ドル/トン前半で推移していたが、輸出需要が落ち着いていることから、現在、500ドル/トン後半に低下。

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この結果、小麦、トウモロコシ、コメの主要穀物のいずれも、需要が供給を上回る供給不足になりました。