グラフ1.・・・米国の石油生産量の推移(crude:原油、ngl:天然ガス)
グラフ2.・・・世界の石油生産量の推移
グラフ3.・・・米国の天然ガス由来の副産物の生産量の推移
グラフ4.・・・エタン価格の推移
グラフ2.・・・世界の石油生産量の推移
グラフ3.・・・米国の天然ガス由来の副産物の生産量の推移
グラフ4.・・・エタン価格の推移
Econbrowserが、米国の石油供給量の増加と、天然ガス由来の副産物との関係について、重要な視点を呈示しています。
・EIAが発表した5月の米国の石油生産量は、日量1080万バレルとなり、2005年1月から210万バレルの増加となりました。
・しかし、この合計された数値には、重要なポイントが隠されています。
・2005年においては、原油及びその精製物の生産量は、全体の3/4を占めていました。
・天然ガス由来の成分としては、主要成分であるメタン以外に、副産物としてのエタン、プロパン、ブタン、ペンタンなどがあります。
・これらの副産物は、燃料としてよりも、主に、化学製品の原料として利用されています。
・天然ガス価格の下落によって、エタンなどの価格も、急落しています。
・特定の石油生産企業や天然ガス生産企業に投資する際にも、この点を忘れてはいけません。