賃金の上昇によって、中国の綿花の作付面積が1割減少する見込みであるというニュースです。
・中国綿花協会の話では、賃金の上昇による利益の縮小が原因で、綿花の世界最大の生産及び消費国である中国において、作付面積が10%減る見通しである。
・NY綿花は今年に入って、世界的な供給過剰懸念から、19%下落しました。
・中国の2012年の作付面積は、価格低下とコスト上昇によって、9.2%減少する見込みです。
・中国の2011年の綿花栽培のコストは、前年比、17%上昇しました。これには、13%の物的コストの上昇と20%の労働コストの上昇が含まれています。