米商務省が発表した2011年4QのGDP成長率(速報値)は、季節調整済みの年率換算で前期比2.8%増でした。
企業の設備投資やソフトウェア投資の伸びが減少していることや、大幅な在庫の積み増しが行われたことから、今後、成長率の伸びが鈍化することが懸念されています。
一方で、住宅投資が明らかに、成長率の伸びに貢献しており、2012年もこの傾向が続くと考えられる事から、今後も住宅投資が景気の下支えをすることが、予想されます。
上のグラフは、最近10年間の米国のGDP(実質)の推移です。
景気後退入り直前の水準を、若干、超えてきました。
景気後退入り直前の水準を、若干、超えてきました。
単位:10億ドル