米民間航空会社がバイオ航空燃料の利用を開始

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Market Placeから、米国の航空会社が、バイオ航空燃料を正式に使い始めたというニュースです。


・今週の月曜日に、ユナイテッド航空のシカゴ便で、藻から生成したバイオ航空燃料を混合して使い始めました。

アラスカ航空は、本日(水曜日)から、11日間、食用油を混合したバイオ航空燃料を使う事になっています。

アラスカ航空の担当者によると、既存のケロシンの航空燃料と比較して、バイオ燃料は、6倍のコストがかかります。

アラスカ航空は、75回のフライトを可能にする、2万8千ガロンのバイオ燃料を購入しました。

・提供者は、鶏肉の加工で有名なタイソンフーズです。

・タイソンフーズの担当者によると、既に航空燃料に対する規制が行われている欧州からの注文が大きく、また、国内では、軍の関係による購入もあるそうです。

・民間の航空会社が、バイオ燃料を利用する理由の一つとして、既存の石油系燃料の価格変動の激しさがあります。

・いつか、バイオ燃料の方が安くなる可能性さえあります。