2011/9/3週 米・失業保険申請 39.1万件 ↓

イメージ 1

米・労働省が発表した2011年9月第3週の米国の新規失業保険申請件数は、前週改定値から3.7万件減少して、39.1万件となりました。
新規申請件数の4週移動平均は、前週より5,250件減少して、41万7000件となりました。

上のグラフは、2000年からの米国の失業保険週間申請者数(四週移動平均)の推移です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims decline sharply to 391,000

米国の雇用が本格的に回復するためには、失業保険の新規申請者件数が、継続して40万件を下回る必要があります。

一時的な現象かどうか見極める必要がありますが、今週、40万件を下回ったことは、良い兆候であると言えます。

今後は、新規申請件数の4週移動平均が、40万件を下回れば、トレンドが変ったと言えると思います。