上の地図は、全米を5つの地域に分けて、各地域毎の5月の自動車走行マイル数と前年同月比を表示したものです。(単位:10億マイル)
全5地域で、前年同月比でマイナスになっています。
ガソリン価格の上昇によって、自動車の利用が減っていると考えられますが、今後は、減少幅が縮小し、上昇に転じると考えられます。
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この自動車走行マイル数が前年同月比でマイナスになると、需要の減少によって、原油価格が下落に転じることが、経験的に知られています。
今回も、3月に自動車走行マイル数が前年同月比でマイナスに転じており(5月末発表)、WTI原油価格は、4月に1バレル110ドル台でピークアウトしています。