ブルームバークが、今年の米国の新規世帯形成数が、2007年以来の高さになるとの見通しを伝えています。
このUBSのMaury Harris氏とIHSのPatrick Newport氏の見通しによると、2011年の米国の新規世帯形成数は、75万戸から100万戸になるとのことです。
この見通しを参考に、米国の住宅の過剰在庫が、2011年にどの程度、減少するかを試算してみます。
1.当初の過剰在庫
2.新規の世帯形成数
上の見通しの中間値を採ると、87.5万戸となります。
3.新規供給件数
4.2001年末の過剰在庫
上のデータから計算すると以下のとおりです。
140万戸 - 87.5万戸 + 45万戸 = 97.5万戸
5.2001年における住宅過剰在庫の減少数と減少率
140万戸 - 97.5万戸 = 42.5万戸(-30.3%)