2011/1/3週 米・失業保険週間申請件数 45.4万件

米・労働省が発表した２０１１年１月第３週の米国の新規失業保険申請件数は、前週から５．１万件増加して、４５．４万件となりました。
２週間ぶりの増加です。

米新規失業保険申請は予想上回る大幅増、豪雪も一因

新規申請件数の４週移動平均は、前週より１万５７５０件増加して、４２万８７５０件となりました。

上のグラフは、米国の失業保険週間申請者数（四週移動平均）の過去４０年間の推移です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims increase sharply to 454,000

毎年、１月から２月は、天候要因で失業保険申請件数の振れ幅が大きくなる傾向があります。
ただし、雇用の改善が若干、足踏みしている感じはあります。

米国の雇用が本格的な回復基調に転じるためには、失業保険の新規申請者件数が、４０万件以下まで低下することが必要になります。