2010年5月第3週の米国の新規失業保険申請件数は、前週から1.4万件減少して、46.0万件となりました。
2週間ぶりの減少です。
2週間ぶりの減少です。
点線は、現在の申請件数を左横(過去)に伸ばしたもので、過去の景気後退期と比較して、現在の失業保険の申請件数が依然、高い状態にあることが分かります。
米国の総雇用者数が増加に転じるためには、失業保険の新規申請者数が、40万件以下まで低下することが必要になります。
現在までのトレンドを考えると、今後、総雇用者数が底を打つのは、今年の3Qから4Qと予想されます。
さらに、その後、景気後退前の総雇用者数に戻るのは、2013年以降と予測されます。