2010年5月第1週の米国の新規失業保険申請件数は、前週から4000件減少して、44.4万件となりました。
4週連続の減少です。
4週連続の減少です。
点線は、現在の申請件数を左横(過去)に伸ばしたもので、過去の景気後退期と比較して、現在の失業保険の申請件数が依然、高い状態にあることが分かります。
米国の総雇用者数が大きく増加に転じるためには、失業保険の新規申請者数が、40万件以下まで低下することが必要になります。
現在の減少ペースを外挿すると、今後、総雇用者数が底を打つのは、7月末と予想されます。
従って、当面は、雇用の弱い状況が続くと考えられます。
従って、当面は、雇用の弱い状況が続くと考えられます。