2010/5/1週 米・失業保険週間申請件数 44.4万件

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2010年5月第1週の米国の新規失業保険申請件数は、前週から4000件減少して、44.4万件となりました。
4週連続の減少です。

新規申請件数の四週移動平均は、前週よりも9000件減って、45万500件となりました。
上のグラフは、米国の失業保険週間申請者数(四週移動平均)の1971年から現在までの推移です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims at 444,000

点線は、現在の申請件数を左横(過去)に伸ばしたもので、過去の景気後退期と比較して、現在の失業保険の申請件数が依然、高い状態にあることが分かります。

米国の総雇用者数が大きく増加に転じるためには、失業保険の新規申請者数が、40万件以下まで低下することが必要になります。

現在の減少ペースを外挿すると、今後、総雇用者数が底を打つのは、7月末と予想されます。
従って、当面は、雇用の弱い状況が続くと考えられます。