JOGMECによる最新のニッケルの需給動向です。
【需要:ニッケル消費量】
2009年予想・・・1,215千t(-5.2%)
2010年予想・・・1,350千t(+11.1%)
2010年予想・・・1,350千t(+11.1%)
【供給:一次ニッケル生産量】
2009年予想・・・1,279千t(-7.7%)
2010年予想・・・1,437千t(+12.4%)
2010年予想・・・1,437千t(+12.4%)
【需給バランス】
2009年予想・・・64千tの供給過剰
2010年予想・・・87千tの供給過剰
2010年予想・・・87千tの供給過剰
括弧内は対前年比
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ニッケルは、ステンレスなどの高所得層向けの消費財に使われるために、他の産業金属よりも回復が遅れています。
特に、欧米の消費回復は、2009年の後半に入っても、緩慢な動きになっています。
その中で、中国の消費は着実に伸びており、2010年末には、他の産業金属と同様に、世界の消費量の半分近くを中国が占めると予想されます。
特に、欧米の消費回復は、2009年の後半に入っても、緩慢な動きになっています。
その中で、中国の消費は着実に伸びており、2010年末には、他の産業金属と同様に、世界の消費量の半分近くを中国が占めると予想されます。