・中国農業大学の張福鎖(ジャン・フースオ)教授の研究グループは1993年から中国各地の土壌調査を続け、化学肥料の使用過多によって農地の土壌に深刻な酸化現象が引き起こされていることをつきとめ、このほどアメリカの科学雑誌に論文を発表した。
・例えば被害の深刻な湖南省では土壌が完全に酸性化し、もはや植物や作物が育たなくなっている。
・アルカリ性土壌だった北部一帯でも、pH値が急激かつ大幅に下降している。
・長期的に窒素肥料を使用したことが原因だと張教授は指摘する。
・農業従事者らに窒素肥料の弊害を理解させるとともに、土壌回復に効果的な石灰散布を奨励し、その資金を援助することが良策としている。
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中国では、工場以上に、農場における環境汚染の被害が深刻だと言われています。
今後は、農地の土壌回復のビジネスが有望かもしれません。
今後は、農地の土壌回復のビジネスが有望かもしれません。