・OPTが進める波力発電の仕組みは、高さ16メートル、直径14メートルの大きなブイを海に設置し、波によってブイが上下する点を利用する。
・発電した電気は、海底ケーブルを通じて送電する。
・この試験は、米海軍が支援している。
下の動画は、この企業が実施している波力発電の様子です。
日本でも、照明用に小型の波力発電機を実装したブイが実用化されていますが、基本的な構造は変らないように見えます。
このように、発電した電気を、海底ケーブルを通じて送電する方式では、設置場所が海岸近くで、船舶の航行に支障が出ない場所に限られてしまうので、大規模化は難しいと思います。
やはり、本格的な波力発電の実施のためには、沖合いでの大規模プラントの建設が必要だと思います。