2009/12 米・個人消費支出 前月比+0.2%

２００９年１２月の米国の個人消費支出は、前月比０．２％の増加、貯蓄率は、０．１％増加して４．８％になりました。

12月米個人消費出、予想下回る上昇

上のグラフは、米国の貯蓄率の推移です。貯蓄率は、三ヶ月の平均を取っています。

拡大図は、以下のリンク（ＣＲ氏のブログ）を開いて、グラフをクリックしてください。
December PCE and Saving Rate

今後、米国の家計は、住宅価格の下落で傷んだバランスシートを修復するために、１９６０～７０年代と同水準の８～１０％まで貯蓄率を引き上げると考えられます。

貯蓄率の上昇によって、米国の個人消費の伸びが、長期的に抑制されると、世界経済の成長率も抑制されることが予想されます。