2009/11 米・個人消費支出 前月比0.5%増 貯蓄率 4.7%

２００９年１１月の米国の個人消費支出は、前月比０．５％の増加、貯蓄率は、前月と変わらず４．７％になりました。

11月米個人消費支出は2カ月連続増加、所得は半年ぶりの伸び

上のグラフは、米国の貯蓄率の推移です。貯蓄率は、三ヶ月の平均を取っています。

拡大図は、以下のリンク（ＣＲ氏のブログ）を開いて、グラフをクリックしてください。
November PCE and Saving Rate

今後、米国の家計は、住宅価格の下落で傷んだバランスシートを修復するために、１９６０～７０年代と同水準の８～１０％まで貯蓄率を引き上げると考えられます。

そのために、米国の個人消費の伸びは、長期的に抑制され、その結果、米国の経済成長率も低い水準が維持されると予想されます。