FCストーン社 ブラジルの砂糖生産量予想 2890万トンに引き下げ

FCストーン社は、ブラジルの砂糖生産量の予想を、大雨の影響で、前月よりもさらに引き下げました。


・FCストーン社は、11月16日時点のブラジルの砂糖生産量の予想2930万トンを、今回、2890万トンに引き下げました。

・同時にサトウキビの圧搾量予測を、5億3,350万トンから、5億2,950万トンへ、エタノール生産量予測を、237億リットルから230億リットルへと、いずれも、下方修正しました。

・これは、大雨の影響で、サトウキビに含まれるスクロースの量が、昨年の1トン当たり141kgから、今年は、1トン当たり131kgまで低下するためで、これは、1999年以来の低い水準です。

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エルニーニョの影響で、ブラジル中南部は、10月と11月に相当な量の降雨があったようです。