ゴールドラッシュに翻弄されるガーナの人々

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Market Place から、金価格の上昇を受けて、アフリカのガーナに欧米の鉱山企業が進出し、地元の社会に影響を与えているというニュースです。
ガーナ(WikiPedia)


・金価格の高騰を受けて、世界の鉱山会社は、金の産地ならば世界中どこにでも、進出を目指しています。

・アフリカのガーナは世界でもトップクラスの産出国の一つで、その一部はかつて黄金海岸と呼ばれていました。

・しかし、そんな状況でも、地元民に常に恩恵があるとは限りません。

・現在、世界の220社がガーナで探鉱活動を行っています。

・鉱山から出た大量の残渣を廃棄する場所を確保するために、地元の農民が移住させられています。

・その方法は、住民を騙して契約するなど、悪質なものです。

・米国のニューモント社は、1エーカー当たり1400ドルの補償金を支払っていますが、農民の失った利益はそれをはるかに上回っています。

・その一方で、建設業や飲食業などで、鉱山会社の進出に期待を寄せている住民もいます。

・先月、ニューモント社は、シアン化合物の流出事故を起こしました。鉱山から出る汚染物質による公害も懸念されています。

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世界中の鉱山、炭鉱、油田で同じような問題が生じています。