・「AP1000」の問題は、遮蔽建屋の実証試験の不足で、大幅な設計変更を要求されている「EPR」よりも、軽微な問題である。
・中国では10月末現在、採用する炉型が公表されている発電所だけ見ても、60基を超える「AP1000」の建設が計画されている。内陸部に建設される原子力発電所では、「AP1000」を採用することが決まっていることから、同型炉がさらに増えるのは間違いない。
・今のところ中国の第三世代原子炉では、「AP1000」が圧倒的に優位に立っている。
・第三世代が普及するまでの間は、「第2世代+(プラス)」と呼ばれる炉型が主流となる。この世代では、中国製の「CPR1000」が有力だ。
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