上の最初のグラフは、米国の失業保険申請者数(四週移動平均)の1971年から現在までの推移です。
2009年8月第2週の新規失業保険申請者数は、前週よりも0.4万人増えて、55.8万人となりました。
新規申請者数の四週移動平均は、前週よりも8千500人増えて、18週前のピークから、9万3千750人の減少となりました。
経験則から、新規失業保険申請者数(週間)が、2万人以上減少した場合は、50%の確率で、4万人以上減少した場合は、90%の確率で、景気後退の終了が間近であると言われています。
従って、米国の景気後退は、既に終了している可能性が高いと言えます。
従って、米国の景気後退は、既に終了している可能性が高いと言えます。
上の二番目のグラフは、27週以上、失業している労働者の数です。(青い線)
赤い線は、全体の労働者に占める割合です。
拡大図は以下のリンクの二番目のグラフです。
Weekly Unemployment Claims Increase
赤い線は、全体の労働者に占める割合です。
拡大図は以下のリンクの二番目のグラフです。
Weekly Unemployment Claims Increase
グラフを見て分かるように、長期間、未雇用になっている人は、依然、増え続けています。
米国における新規の失業者の発生は、ピークに達していますが、雇用の受け皿が無いために、長期的に未雇用のままになっている人が増えています。
米国の雇用環境は、依然、厳しいと言えます。
米国の雇用環境は、依然、厳しいと言えます。