上の最初のグラフは、米国の社債と国債のスプレッドの推移を表したものです。(いずれも30年債)
赤い線が、ムーディーズのBaa格の社債と国債のスプレッドで、青い線が、Aaa格の社債と国債のスプレッドです。
赤い線が、ムーディーズのBaa格の社債と国債のスプレッドで、青い線が、Aaa格の社債と国債のスプレッドです。
7/13時点での各スプレッドの値は、以下のとおりです。
Moody's seasoned Aaa: 5.28
Moody's seasoned Baa: 7.03
Treasury 30-year: 4.20
Spread Aaa: 1.08(-0.09)
Spread Baa: 2.83(-0.15)
Moody's seasoned Baa: 7.03
Treasury 30-year: 4.20
Spread Aaa: 1.08(-0.09)
Spread Baa: 2.83(-0.15)
括弧内は、前月観測時点(6/11)との比較です。
前月よりもスプレッドが縮小して、改善傾向にありますが、平常時(Aaa:0.8% Baa:1.5%)と比較すると、まだ、スプレッドは大きく、社債の発行環境は厳しい状況にあると言えます。
平常値に戻るのは、今年の年末から、来年の初めになると予想され、企業の資金調達が厳しい状況は、まだ、しばらく、続くものと考えられます。