凧を利用した風力発電システム

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TODに凧の力を利用した風力発電が、紹介されていました。


・これは、KITEGENというイタリアのベンチャー企業が、取り組んでいる技術です。

・1千メートルの高さまで、凧を揚げて、その引っ張る力を地上で電力に変える仕組みです。

・通常、風の強さは、高度が高くなると、その、べき乗で大きくなります。

・従って、凧を利用した風力発電は、地上の風車を利用した風力発電よりも、高いエネルギーを生み出す可能性が有ります。

・KITEGENのシステムでは、凧はヨーヨーのように動作します。凧が風を受けて上昇するときに、地上の発電機で発電し、最高到達点に達すると、凧は自動的に、最小の力で高度を落とし、このサイクルを繰り返します。

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欧州では、陸上の風力発電の適地が残り少なくなってきました。
現在は、海上風力発電のタービンを設置するケースが増えてきましたが、それも、限界があると思います。
残の未開拓の風力は、遥か上空にあるということなのでしょう。