2009/04 米クレジットカードの未収率 悪化が続く

2009/04 米国のクレジットカードの未収率の悪化が続き、記録的な水準に達しました。


シティ 10.21%(+0.55)
ウェルズ・ファーゴ 10.03%(+0.35)
JPモルガン 8.07%(+0.94)
ディスカバー 8.26%(+0.87)

過去は、前月との差。

シティとウェルズ・ファーゴの未収率は、2桁に達しています。
今後も、失業率の上昇に伴って、クレジットカードの未収が増えて、米銀の経営を圧迫するでしょう。

オフィスビルやホテルなどの商業用不動産に対する融資の焦げ付きも急増していることから、米銀の経営は、今後、1~2年は綱渡りになると考えられます。

もし、銀行の経営悪化で、民間企業や個人に対する貸し出し余力が失われると、米国の景気回復の遅れにつながります。