タイ・ラオス間の鉄道開通式が行われる

3月5日に、タイ~ラオス間の鉄道開通式が行われました。
これは、ラオス初の鉄道となるもので、タイ・ノンカイから第1メコン国際橋(第1友好橋)を経て、ラオスのタナレンに至る5.3キロの路線です。

今後、ラオスの首都ビエンチャンへの9キロ延伸も予定されており、タイの首都バンコクから国際列車が運行される構想もあるそうです。

また、3月6日には、東北部タイ・ナコンパノム市とラオス中部を結ぶ第3メコン国際橋(第3友好橋)の定礎式が行われました。
第3メコン国際橋により、タイ・バンコクベトナムハノイ間の陸路走行距離を現在よりも200キロ短縮することが可能になります。

このように、中国を含むメコン流域各国間交通網の整備は、進行中です。
交通網が整備されれば、国際輸送量が増大し、経済面での結びつきが強くなります。