マレーシアの外国人労働者の問題

マレーシアの外国人労働者の問題

マレーシアは、人口が2700万人と少ないために、製造業、建設業、農業は、220万人の外国人労働者に依存している。

世界的な不況を受けて、マレーシア人的資源相スブラマニアム(S. Subramaniam)氏は外国人労働者の数を40万人削減して、1年以内に180万人に削減したいと、2008年6月に語っている。

しかし、マレーシア人は、3Kの職場では働きたがらない上に、低賃金のインドネシア人やバングラデシュ人、ミャンマー人の労働者が去れば、マレーシア経済は競争力を失うことは明らかだ。

特に、バイオ燃料としても注目されているパーム椰子や中国特需で沸いているゴムなどの農園の打撃は、大きい。

長期的な展望を示せないマレーシアの現状は、日本の近未来を暗示している。

http://www7.plala.or.jp/seareview/newpage33mlyFWorker.html