時事通信より
●引用開始
自民党の伊吹文明幹事長は11日午後、山形市で講演し、2009年度予算編成での社会保障費の扱いに関し「増えていくのを抑え込んできたが、限界に来ている」と述べ、2200億円の圧縮方針を見直す考えを明らかにした。
政府は06年7月に策定した「骨太の方針」で、11年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化するため、社会保障費を07年度からの5年間に、高齢化などによる自然増を1兆1000億円(国費分)圧縮することを決定。これに基づき、毎年度2200億円抑制している。伊吹氏としては、医療費抑制のために4月から導入した後期高齢者医療制度(長寿医療制度)への世論の反発を考慮。社会保障費については、再検討せざるを得ないと判断したようだ。
●引用終了
社会保障費の抑制の放棄は、債券の重要な売り要因と考えられます。