2014/1Q 主要銀行貸出動向 住宅ローン需要D.I. +14 △

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日本銀行が発表した、2014年1Qの主要銀行貸出動向アンケート調査(2014年4月分)によると、住宅ローンの資金需要D.I.は、前期比5ポイント増加し、14ポイントとなりました。

住宅ローンの資金需要D.I.の4四半期移動平均は、前期比0.5ポイント減の、12.75となりました。


資金需要の増加要因の平均は以下のとおりです。

住宅投資の拡大 2.20
個人消費の拡大 1.53
個人所得の減少 1.07
貸出金利の低下 1.73
その他 1.60

注)数値は、重要 <3> やや重要 <2> 重要でない <1>の平均値。
括弧内は、前期比。

上のグラフは、2001年4Qからの住宅ローンの資金需要D.I.の推移です。
トレンドを分かりやすくするために、4四半期移動平均をプロットしています。

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前期は、消費税増税前の駆け込み需要がピークアウトした結果、住宅ローンの資金需要も低下しましたが、今期は、再び上昇に転じていることから、住宅投資の大幅な落ち込みは、考え難くなってきました。