強気と弱気の分かれ目である50ポイントを、3ヶ月ぶりに上回っています。
上のグラフは、1996年からのABI指数(建築請求指数)の推移です。
ABI指数(建築請求指数)は、非住宅部門(ホテル、オフィスビル、学校、病院など)の建築活動の先行指標です。
商業用ビルのデザインなどの請求増減を調査したもので、商業用不動産の9~12カ月後の建築活動を示す先行指標とされています。
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米国の商業用不動産は、回復基調にありますが、依然として、空室率が高止まりしていることから、住宅と比べて回復力は弱いと言えます。