Corn & Soybean Digest が、トウモロコシや大豆などのブラジル産穀物の輸出の障害となっている、輸送コストの問題を取り上げています。
上のグラフは、中国の上海まで大豆を輸出した場合のコストを、米国のアイオワ州産の場合(上段)とブラジルのマットグロッソ州産の場合(下段)で比較したものです。
内訳として、農家収入(紺色)、産地から港湾までの国内輸送コスト(赤色)、港湾から上海港までの外洋輸送コスト(緑色)に分けて表示しています。
内訳として、農家収入(紺色)、産地から港湾までの国内輸送コスト(赤色)、港湾から上海港までの外洋輸送コスト(緑色)に分けて表示しています。
このグラフを見ると、特に、ブラジルの産地から港湾までの国内輸送コストが米国の三倍強と、目立って高コストであることが分かります。
記事を読んでみると、ブラジルの輸送インフラの問題は、以下のように、早期には解決が困難であるという印象を持ちます。