2013/1Q 新規・住宅資金貸付額の四半期パターン

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日本銀行の発表によると、2013年1Qの日本の国内銀行による新規・住宅資金貸付金額は、4兆2089億円となりました。

上の最初のグラフは、2005年から2013年1Qまでの、各四半期の国内銀行による新規・住宅資金貸付金額の推移です。

年ごとに、多少の上下の変動はありますが、各四半期は、毎年、ほぼ、同じ形状となっており、住宅用不動産の実需に沿った安定した資金流入が続いていることを示しています。

上の二番目のグラフは、参考情報として、5%への消費税増税のあった1990年代の新規・住宅資金貸付金額の四半期別推移をプロットしたものです。

1996年3Qから、消費税増税前の駆け込み需要による資金流入で、四半期パターンが大きく崩れて、異常な形状となっていることが分かります。