【直近の履歴】
前回は、1850年から2012年までの金属価格指数を取得しました。
今回は、これまでに求めた、実質価格でのエネルギー価格指数、農産物価格指数、金属価格指数から、全体の商品価格指数(実質)を計算します。
1. 商品価格指数の求め方
これまでに求めた、 実質価格でのエネルギー価格指数、農産物価格指数、金属価格指数に、重要度に応じた重みを付けて、全体の商品価格を求めることにします。
データの範囲としては、 農産物価格指数、金属価格指数については、データの信頼度が高い、1866年以降としました。
また、 エネルギー価格指数については、石油が輸送用燃料として、広く使われるようになった、1901年以降としました。
2.農産物価格指数の訂正
前々回に求めた 農産物価格指数(実質)は、Excelの計算ミスで、誤った値が表示されていました。
チャートとデータを訂正して、各サイト(Yahoo, SkyDrive)にアップしておきました。
3.重み付けの設定
各商品群の重要度に基づいて、各年毎の重み付けを以下のように、決定しました。
1866年~1901年・・・農産物(62%)、金属(38%)
1902年~2012年・・・ 農産物(35%)、金属(21%)、エネルギー(44%)
1866年~1901年・・・農産物(62%)、金属(38%)
1902年~2012年・・・ 農産物(35%)、金属(21%)、エネルギー(44%)
4.商品価格指数の計算
1866年の商品価格指数の初期値を100とします。
1867年以降は、上記の加重前年同月比を前年の価格指数を乗じた値を、当年の商品価格指数として、2012年まで求めていきます。
1866年の商品価格指数の初期値を100とします。
1867年以降は、上記の加重前年同月比を前年の価格指数を乗じた値を、当年の商品価格指数として、2012年まで求めていきます。
5.商品価格指数(実質)の推移
上記で求めた商品価格指数(実質)の推移をグラフ化すると以下のとおりです。
上記で求めた商品価格指数(実質)の推移をグラフ化すると以下のとおりです。
6.データ保存先
今回、作成した商品価格指数(実質)のデータは、SkyDriveに保存しておきました。
ユーザーID: yada7215の公開フォルダにある、 commodity_idx_toDatex.xls を参照してください。
次回は、商品価格指数について分析を加えようと思います。
今回、作成した商品価格指数(実質)のデータは、SkyDriveに保存しておきました。
ユーザーID: yada7215の公開フォルダにある、 commodity_idx_toDatex.xls を参照してください。
次回は、商品価格指数について分析を加えようと思います。