USGS シェールガス開発と地震発生に関する研究成果を発表

イメージ 1

USGS(米政府地質調査所)が、シェールガス開発の水圧破砕と、地震の発生との関係の研究結果を発表しました。


・今から12年前に、何人かの地質学者が、米国の中西部で、地震が急増していることに気付きました。

・当時、急増していた水圧破砕という新しい掘削方法と何か関係が有るのではないかと、考えられていました。

・1万フィートの地下の岩盤に空けられた裂け目が、地上にまで到達するという考えです。

・開発事業者は、鉛筆の太さほどの裂け目が、地震を引き起こす可能性は低いと考えています。

・USGSの報告では、直接、水圧破砕が地震の原因になっているとは、述べられていません。

・しかし、水圧破砕で使用された水が貯蔵される地下の井戸の周辺に、地震震源域が集中していることを、明らかにしています。

・この報告によって、シェールガス開発規制の議論に拍車がかかるのは、間違い有りません。