2012/2/3週 米・失業保険申請 35.1万件 →

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米・労働省が発表した2012年2月第3週の米国の新規失業保険申請件数は、前週改定値と変らず、35.1万件となりました。
新規申請件数の4週移動平均は、前週より7,000件減少して、35万9000件となりました。

上の最初のグラフは、2000年からの米国の失業保険週間申請者数(四週移動平均)の推移です。
二番目のグラフは、1971年からの推移です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims unchanged at 351,000

米国の雇用が本格的に回復するためには、失業保険の新規申請者件数が、継続して40万件を下回る必要があります。

直近では、35万件前後で推移しており、雇用改善の良い兆候であると言えます。

ただし、以下のように、最近の大幅な改善は、季節要因に基づくものであるという考えもあるため、慎重に見ておく必要がありそうです。
US jobs and seasonality: the DeLorean edition