ブルームバーグから、綿花の国際価格が高騰が、アフリカの綿花栽培農家の増産意欲につながらないというニュースです。
・西アフリカの貧しい綿花農家であるアマド・カファンドは、綿花の国際価格が最高値を更新したときに、これで、豊かになれると大喜びしました。
・しかし、喜びもつかの間、アマド・カファンドは、激しい怒りに身を震わせました。
・政府と地域の独占企業が、農家に対して、肥料の38%の値上げと、綿花の購入価格を国際価格の39%に抑えることを通知してきたからです。
・西アフリカの農民は、激しい抗議行動と作付のボイコットを行いました。
・綿の実を手で摘み取るため、西アフリカの綿花はアメリカ産よりも品質が良いとされています。
・独占企業の存在によって、農民は低賃金が固定化され、役人や独占企業の従業員は、高給が保証されています。