2011/5 米・個人消費支出 前月比+0.0% ↓

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米商務省が発表した2011年5月の米国の個人消費支出は、前月比でほぼ横這いとなり、貯蓄率は、前月から0.1%増の、5.0%となりました。


上のグラフは、1959年からの米国の貯蓄率の推移です。三ヶ月の平均を取っています。

拡大図は、以下のリンクを開いて、2番目のグラフをクリックしてください。
Personal Income increased 0.3% in May, PCE increased less than 0.1%

個人消費支出の伸びが減速しているのにも関わらず、貯蓄率が低下傾向にあるのは、インフレの影響だと考えられます。

ガソリン価格等の高騰と東日本大震災による製造業の不振で、米国のQ2の経済成長率における個人消費の寄与は、非常に小さいものになると予想されます。