サウジアラビア 穀物備蓄量を2014年までに倍増

Arab Newsから、サウジアラビアが、2014年までに、小麦の備蓄を現在の水準から倍増させる計画であるとのニュースです。


サウジアラビアは、食糧価格の高騰と急速な人口増加に対応するために、小麦や米、食料油、砂糖などの基礎的なコモディティの備蓄量を倍増させる計画です。

・サウジは、飲料水の確保の為、2009年に小麦の輸入を開始し、2016年までに、全量を輸入に依存する予定てず。

・サウジは、備蓄量を半年分から1年分に拡大する予定です。

・サウジの小麦備蓄量は、現在、140万トンですが、2014年までに倍増させる計画です。

・サウジは、さらに、カザフスタンウクライナ、ロシアなどで、農地の確保を拡大しています。

・サウジは、アフリカでも農地の獲得に力を入れています。

・独立が決まったばかりで、未だ、治安の不安定な南部スーダンでも、農地獲得の意欲を見せています。

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おそらく、中東の各国は、サウジと同様の計画を予定していると思います。